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 消えない悲しみ
2011年08月05日 (金) | 編集 |
長女の27回忌を迎えました。

悲しみというものは
時間がたてば薄らいでゆくものだと思うのですが
子を失った悲しみは
時を経るほど、また違った感情が湧いてきて
決して癒えることはないような気がします。


最近時々思うのです。

何色が好きだっただろう
何が好物だっただろう
どんな笑顔を見せ
どんな声で私を呼んでくれただろう

私は母なのに、何一つ知らない。
思い出せるものが何一つない。
そして、今となっては
長女がここに生きていたことを
覚えている人もいない。

時に、その寂しさに押しつぶされそうになります。

そんな時いつも救ってくれるのは
姉を知らない3人の弟妹たち。
私が話す長女の話を、じっと聞いていてくれます。
ありがたい、本当にありがたいことです。



「子を亡くした親の会」の方の

「子を失った悲しみは
乗り越えられるものでも立ち向かうものでもありません。
悲しみは消えないのです。生きている間ずっと。

いくつになろうと、何年経とうと
悲しみを抱えたまま、
その悲しみの上に成り立つしかない人生なのです。

それが当たり前、それで良いんです。」


という言葉を聞き
はじめて、自分の気持ちと向き合うことが
できたような気がします。

そして、思ったのです。
「立ち直らなくて良いんだ」

娘の親として、ここに生きている以上
立ち直れることなど、あり得ない。
それで良いんだ・・・と。

次女より2歳上の長女。
その、決して埋められない2年を
私は死ぬまで追い続けるのでしょう。






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