FC2ブログ
 介護の出鼻をくじくもの??
2011年05月20日 (金) | 編集 |
久しぶりに、仲良しの友人と食事に出かけました。

友人「ねえ、父が認知症みたいなの。
   早めに施設探ししたほうがいいよねぇ。」

私 「そうね、急には入れないからね。
   で、介護認定は済んだの?」
  
 以下色分け

「介護認定ってどうするの?それが無いと、何がいけないの?」
「施設に通ったり、入居したり、ケアマネさんに頼むにも
介護認定って必要なのよ。
お父さん、認知症って診断をされてるの?」

「ううん・・・。病院なんて行くわけないわよ。自分に悪いところが
あるなんて、ぜ~~~んぜん思ってないもの。」

「健診に行くって言ったら?」
「子どもの言うことなんか聞かないわ。怒るばっかりで・・・」

ああ~~~~わかる~~~~

病院で診断してもらうのって、ものすごく高いハードル。
だいたい、どうやって本人を病院に連れて行くか・・・。
我が家もあらためて苦悩しています。

もうひとつ、友人と一緒だった悩み。
「認知症」が世の中に広く認識され始めたのはいいんですが
認知症を診断するテストの中身をテレビ等で
散々流してくれるものだから
そのテストを受ける本人が、何のテストか解ってしまう
・・・んです。

うちの父も、先日入院中、私がこっそり先生に頼みこみ受けさせたら
激怒!!!!!
「認知症のテストをした。人をバカにしやがって。」
と・・・
収まりがつかないので、事故にかこつけて
頭でも打ってたら心配だから、私が頼んだ、というと
「頭なんか打ってない。認知症だと思ったんだろ。」
と、ますます怒る。

友人も
「うちの父はNHK大好きでよく見てるから、知ってるのよ
あんなもん受けさせたら、どんだけ怒るか・・・」

と、大きなため息。

友人と話しながら
母の認知症で、一人前の介護家族のつもりだった自分
改めて気付きました。
母は母、父は父。全く違うのです。
そして痛感したことは

「のど元過ぎれば、熱さ忘れる」

どんなに苦しい思いをしたとしても
実際その渦中にいるのと、OBとでは全く違うということ
父の介護に直面して初めて
母のあの、忌わしいほど苦しい介護が、
思い出になっている自分
に気付きました。
(もちろん、そうではない方もいらっしゃいます。
あくまでも私のことですから、誤解の無きよう。)

思わず友人に
「あんな苦しい介護でも
のど元を過ぎちゃうと、熱さを忘れるみたい。
なんか、介護OBで、知ったかぶってた自分が
恥ずかしくなってくるわ。」

「まあ、知らないよりまし・・ってことか」
と苦笑いする友人。


さらに困ったことは
我が家の場合は、結果が良く(というより、出なかっただけ)
「こんなに良い結果。大丈夫です。」
と先生が、私より先に本人に言ってしまったこと。
間違いなく父自身、不安があった様子で
「脳トレ」に必死で取り組んでいたのですが
先生の言葉に大いに安心し、それきりやめてしまいました。
今では見向きもされず、ほこりまみれの「脳トレ」です。
おかげで以前にもまして、
・・いいえ以前とは比べ物にならないほど
病院に連れていくハードルは高くなりました(泣)


そして友人は・・・
偶然ですが、父が調べてもらった病院がかかりつけらしい。
ということは
「認知症の早期発見なんて無意味です。
どうせ進むんだから、いつ発見したって一緒です。」

とのたまった、あの、自称「認知症専門医」

「うわ~~。だめだこりゃ」
二人で叫びました。


介護の情報は確かに必要。
知っているに越したことはありません。
でも、その前に立ちはだかる
「本人の意思」
これが最大の難関です。
いくら情報をたくさん持っていても
ここを乗り越えなければ、何一つ進みません。
改めて感じています。

う~~






ランキングに参加しました。1日1クリックしてもらえると頑張れます!