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 食べられないよ・・・それ
2011年04月15日 (金) | 編集 |
母の認知症はとても進みました。
異食はかなり前からありましたが
今はもう、食べられるものと食べられないものとの
区別がつかず、お茶の出がらしのパックやら
飾ってある生花やら、何でも食べてしまいます。

最近はぬいぐるみを抱いていることが多く
一つだけだと汚れてしまうので
洗い替えがいるだろうと、
家にあったのを持って行きました。

喜んで抱っこした・・・までは良かったのですが・・・
ぬいぐるみの鼻の先についていた
小さなボールの様なものに
いきなり母がかじりつきました。

「あっ
と言う間もなく、噛みちぎり
もぐもぐし始めました。

突然のことにどうしてよいか分からない私。

何人かの職員さんが、大慌てで駆け寄って来、
その中の1人が、母の口の中に指を突っ込みました
他の職員さんが
「大丈夫
と叫びます。
母は、そのボールを取られまいと噛みしめています。
そうです・・・うっかりすると、母が指を噛み切るのです

ぐっと、上手に母の口をこじ開け
ボールを取り出しました。
母は怒っています。

まさかこんなことになろうとは・・・


タオル、ティシュ、部屋の入口に掛けた名前のプレート
生花、出がらしのティーパック・・・
何でも口に入れます。
毒になるものはありませんが
のどにつかえて窒息しては大変ですから
職員さんも目が離せません。



母が認知症と診断された時
「認知症は絶対に家で見れないからね」
と、強く入居を勧めた、
介護士の従姉の言葉を思いだしました。

あらためて
グループホームの皆さんに感謝したことです。


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