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 世の母親たちの願いです
2010年08月22日 (日) | 編集 |
今年の夏は例年以上の猛暑・・・
それでも8月はもう終わろうとしています。
この8月という月
日本人にとってはとても重い月のような気がしています。
忘れてはいけない、6日、9日、15日。
広島、長崎の原爆と終戦の日です。

私はもちろん戦争を知りません。
しかし、自らが母となってからは、とても身近なものとして感じています。
特に、息子が産まれてからは、そうです。

知り合いに被爆2世の人がおり、彼女自身が語り部として
亡きお母様が体験した、原爆の凄惨な体験を
この時期色々なところで語っていた、ということもあるかもしれません。

数年前、「男たちの大和」という映画を見ました。
私はどうしても「母」の目線で見てしまいます。

この映画の中のお母さんたちは、決して
「天皇のため」「お国のために立派に死んでくれ」
とは言いませんでした。
「生きて帰れ」
と、息子を送り出しました。

死を恐れることも、悲しむことも、表に出すことさえできなかったこの時代
夫や息子が戦死すれば
「おめでとうございます」と言われ
その家族は、悲しむどころか
「まるで正月が来たようです」と、喜びを表現していたこの時代
そんなむごい時代でした。
「生きて帰れ」という、その思いこそが本物でしょう。


私の祖母も、そんな悲しい母親の一人でした。
子どものころから母に聞かされていた
「お兄さん(母の長兄)が戦死してから、一度もおばあちゃんが泣いているのを
見たことが無いの。名誉の戦死だからおめでたいことだったのよね。」

という話に、なぜか違和感を感じていました。

その祖母が、私の長女が亡くなった時
「美和子が泣いているんではないの?」
と言って泣き崩れたと、母から聞きました。

幼くして亡くなった子を悼むより先に
母である私の心中を思い、泣き崩れた祖母

祖母は、悲しかったのです。
世の中が「名誉の戦死」とどれだけもてはやそうと
息子に死なれて嬉しい母などいようはずがないのです。
ただ、表現することが許されなかっただけなのです。
そして、祖母はその思いを口にすることなく、この世を去りました。
戦死した人の数だけ、そんな母の、妻の悲しみがあります。
そして、そんな大切な人を残して死ななければならなかった
多くの若者たちがいます。

成人前の少年が、まず死んでゆく戦争
絶対にしてはいけません。
「大切な人を守るために戦う」
のではなく
「大切な人を守るために戦争をしない」
のが本当だと思います。

たまたま付いていたチャンネルから聞こえてきた台詞がありました。
居並ぶ政治家の人達に向かって、主人公の女性社長が言った言葉です。
天海祐希さんが演じるその女性社長は、
自分にとって子どもたちがどれほど大切かを一通り語った後

「一つだけ、あなた方にお願いがあります。
戦争をしないこと。」
そしてこうも言いました。

「もし戦争をするような事があれば、私はとことん抵抗しますよ。」

まさに世の母親の思いそのものでしょう。




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コメント
この記事へのコメント
私も先日たまたま
「男たちの大和」
を観ました。

天皇万歳なんて誰も行ってませんよね
言ってるのは本人であり
ある意味洗脳です

戦争反対=非国民

まだこの世の中で戦争をしてる国があるなんて
信じられません・・・

戦争はしない

これが一番

大切ではない命なんてないですからね!!
2010/08/25(Wed) 17:45 | URL  | まめ #-[ 編集]
まめさま
ありがとうございます。
そうですね。まだ戦争をしている国があるんですよね。悲しいことです。

まめさんのおっしゃる通り、大切でない命はひとつもありません。

何の変哲もない、平凡な、当たり前の毎日が、本当は一番幸せなんですよね。
2010/08/26(Thu) 23:39 | URL  | みわこ #-[ 編集]
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