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 これが、介護家族の気持ちです
2010年07月11日 (日) | 編集 |
時間がある時にインターネットの書きこみをパラパラと見ていると
「親を施設に預けっぱなし云々」という書き込みを目にしました。
非常に残念というか、悔しい言葉です。
これは一般の人らしき方でしたが、
介護職の方にも少なからず親を施設に入居させることを
良しとしない方がいらっしゃいます。

私が母をグループホームに入居させる時にも
そういう介護職の方の態度や言葉に、ずいぶん傷つきました。

母のケアマネさんではありません。彼女は反対で、
「在宅介護を良しとする、日本の風潮は違うと思います。」
と言って、悩む私の背中を押してくれた人ですから。
そして、その時こうも言いました。
「施設に親を入居させる家族で、罪悪感を持たない人は一人もいません。
でも、それも違います。罪悪感なんて持つ必要ありません。
だってそれまで、どの家族も精一杯介護をしてきたんですから。
来島さんだってそうでしょう。もう十分なんじゃないですか。」


以前にも書きましたが、母は「双極性障害(躁鬱病)」でした。
いろいろ困った症状はありますが、子育てをする中で最も問題だったのは
「相手の気持ちが理解できない」という事です。
ですから私も妹も、物ごころついた時から

「あんたなんかいなければ良いのに」
「産みたくも無いのに勝手に産まれてきた」
「あんたさえいなければ私は幸せになれる」
などなど・・・
挙句には
「死になさいよ」
とまで言われながら育ちました。

私と似たような年代の方ならご存じかもしれませんが
30年ほど前「不良少女とよばれて」というドラマがあり、話題になりました。
実際のお話でしたが、普通のお嬢さんがお母さんに
「あなたなんか産まなければよかった」
と一言言われたことがきっかけで深く傷つき、大変な不良になってしまい
家庭崩壊してしまうといった内容でした。
その時私は「一度であんなになっちゃうの?
じゃあ私はどうなるの?いっつも言われてるよ。」

と非常に驚き、友人たちにもそんなことを言いました。

そんな風に育てられていく中で、自覚はしていませんでしたが
やはり傷ついていたようです。
高校生の時、私自身が心を病み、岡山大学病院の精神神経科西病棟(当時)
という、重傷病棟に長期で入院、高校留年の憂き目に合ったのです。

病棟は重い鉄の扉で他と仕切られ、常に鍵がかかっています。窓には鉄格子。
薬も1回1回看護婦さんから手渡され目の前で服用。飲んだ確認もされます。
その時母が私に言ったのは、
「私は普通にあんたを産んでやったのに、勝手にこんな
みっともない病気になって。私が産んだあんたの身体を私に返してよ」

でした。面会も来たがらなく、妹が「姉ちゃんが可愛そう」と言い聞かせ
母を連れて来たくらいです。
その妹も心を病んでいたのですが。

なぜこんな関係のない私事をダラダラと書いたかというと
入居を考える時、介護家族がどれほど苦しむのかを、
ぜひお伝えしたかったからです。
長くなりますので、続きは次回。






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