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 子どもより大変な認知症
2010年06月14日 (月) | 編集 |
昨日書いた、消臭剤の注意書きのことを
ある施設の方にお話しました。

「えっ、そうなんですか。そんな時代になったんですね。
「知りませんでした。気を付けないといけませんね。
「実際に、食べてしまった人がいるのかも知れませんね。
と、一様に驚いた様子でした。

私の母も異食をし、ティッシュやトイレットペーパーを食べるので
施設では、母の周りには食べそうなものは置いていません。
トイレにもペーパーはありません。
職員さんが母の様子を見て、トイレに行くときに
ペーパーを渡して下さいます。
大変な作業をして下さっていると、とても感謝しています。

その施設でも、利用者さんの中に
最近異食の始まったらしい方がいて
飲み物の中に洗剤を入れてしまったりするんだそうです。
その方は、家で一人で過ごす時間があるので
施設の方も心配しておられました。

で、私の買った消臭剤。
透明な粒粒が入れ物に入っているんですが
なるほど、もし母が家にいたらスプーンですくって食べそうです
透明でプルプルしていて、まるでゼリーみたい。
そう思ってみると、おいしそうかも
「実際に食べた人がいるのかも知れない」というのは
母を思い浮かべてみると、うなづけます。

それには、注意書きの他に
「たべられません」
と赤字で書いたシールも入っていました。
「認知症の方や、小児等の
手の届くところに置かないでください。」

とも書いてあります。
でも・・・
「たべられません」と貼ってみたところでもう分かりません。
「それが分かれば良いんだけどね。」と、施設の方と一緒にため息・・・。

小さな子どもを育てていると
昨日まで出来なかったことが、前触れもなく今日は出来て
驚かされることばかりでした。でもそれは感動ばかり。

母の介護をしていて思ったのは、それと全く同じだということでした。
昨日まで出来ていたことが、突然今日出来なくなる。
そして、昨日まで分かっていたことが、今日はもう分からない。
「何でこんなことするの?」と、日々増えていくおかしな行動。
子育てと同じように、それは驚かされることばかりでしたけれど
感動ではなく、絶望ばかりでした。

子どもは「まさか」と思うことをするから目が離せないですが
認知症も「まさか」と思うことを、散々やってくれます。
やはり・・・
認知症の人の手の届くところに置かないで下さい
と、色んなものに注意書きをする時代になったんでしょうか。




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