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 母の冬物
2010年06月06日 (日) | 編集 |
グループホームから、母の冬物の衣類を持って帰りました。
母の部屋には押入れがあり、入れ物も置いてありますが、
そこには置いておけません。
母は、あるだけの衣類を全部使って着替えますから
必要最低限のものしか置いておけないんです。
季節にあった衣類がどれなのかも、もう解りませんから、
あればあるだけの服を、1日中着たり脱いだりしてしまいます。

「なんか洗濯ものが多いと思ったら
ちょっと着ては脱いで、違うものを着て、
またちょっとしたら脱いで・・なんです。
で、そのたび全部洗濯に出してしまうので・・・
と、職員さんも困り、必要なもの以外は
職員さんの方で預かって下さっていました。

季節が一巡し、一通りのものが揃ってしまうと
さすがに置いておくスペースが無くなってしまったようで
「冬物を家の方に持って帰ってもらって良いですか?」
という事でしたので、今日、持ち帰りました。

洗濯してから片付けていると
「おかあさん、ちゃんと生きいてくれてるんだ・・・」
という、喜びとか嬉しさとか、そういうのとは少し違う
切ないという表現の方が良いような
なんとも言えない気持ちになりました。

母が入居してから、母のものはどんどん少なくなりました。
もう、この家で母が生活することはありませんから
身の回りの物はほとんどグループホームに持って行き
もう今後絶対に使う事のないようなものは処分しました。
母の箪笥は、本当にすっからかん。
引き出しもからっぽ。

そうして、母のものが減っていく度
「もう、いないんだな・・・」と、改めて感じていました。

それが今日は、からっぽの引き出しに入れている。
母のものが増えるなんて初めての事です。
その時ふと
「ちゃんと生きていてくれてるんだ・・・」
という思いが湧きあがってきたのです。

何だかとても、ありがたい思いでいっぱいです。






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